管理人のパソコン教室

コラム(2)
ビット(bit)とバイト(byte)のお話
 「コンピュータは2進数で動いている」なんていう言葉をお聞きになったことはありませんか?パソコンは2進数すなわち「0」と「1」の数字の組み合わせ、電気的に言うと「ON」と「OFF」の組み合わせを処理(計算)することで動いているのです。この「0」もしくは「1」の一桁の数字を1「ビット」という単位で呼んでいます。そして「8ビット」の、言い換えれば8桁の0と1の数字の組み合わせを「1バイト」という単位で呼んでいます。

 パソコンで文字を入力するときのお話ですが、半角の英数文字やカタカナは「2バイト文字」と呼ばれ、16桁の0と1の数字の組み合わせで表現されています。一方、全角の英数文字、カタカナ、ひらがな、漢字は「4バイト文字」と呼ばれ32桁の0と1の組み合わせで表現されています。現実にはこの2バイトの組み合わせが最小の処理単位になっているようです。

 10進法の世界では10の倍数で単位が繰り上がっていきます。例えば、10mmが1cm、100cmが1m、1000mが1kmというようにです。ところがパソコンの世界ではこの事情がちょっと変わっています。パソコンは2進法の世界ですので2の倍数で単位が繰り上がっていきます。余談になりますが、麻雀のできる方ならこの繰り上がりを簡単に理解できます。麻雀の点数計算も2の倍数なのです。麻雀の点数計算を覚えるときに「ニー、ヨン、パー、イチロク、ザンニー、ロクヨン、イチニッパー、ニゴンロク、ゴイチニ・・・」なんてお経みたいに覚えた記憶がありませんか?これも2の倍数をお経みたいに並べたものなのです。2,4,8,16,32,64,128,256,512,1024・・・全て前の数字の2倍になっていますね。これらの数字、どこかで見覚えがありませんか?そうです、パソコンのカタログや説明書などでよく見かける数字ですよね。「本機のCPUは32ビットである」とか「メモリは512MBまで増設可能です」とか。何で半端な数字が並んでいるんだろうと疑問に思われた方もいらっしゃるでしょうが、理由はこのようなものだったのです。

 こんな理由からパソコンの世界では「1024」で単位が繰り上がります。1024バイトが1KB(キロバイト)、1024KBが1MB(メガバイト)、1024MBが1GB(ギガバイト)という具合です。こんなことは知らなくても別段困らないのですが、まぁ、知識として頭の隅に置いておいても邪魔にはならないでしょう。

 最後にビットとバイトの使い分けですが、さしたる基準はないようです。一般的にCPUの処理能力などはビット単位です。「4バイトCPU」って言うより「32ビットCPU」って言った方が何か性能が良さそうですものね。