スカーレットさんの

「欧州 旅日記」
〜 第1日目 〜
ユキだるまの皆様、スカーレットただいま帰りました!

本当は11月1日に帰国したのですが、そのまま連休に突入、5日久しぶりに出社してみたら、溜まりに溜まったメールが仕事関係だけで78件、時差ぼけと闘いつつ、ねじり鉢巻、たすき掛け、赤目吊って、脂汗流しながら、何とか片付け、やっと今日掲示板に辿り着きました。旅行楽しかったけど、そのつけは大きかった!!!

まあ、聞いてください。

10月24日12:40成田発JL411は快調な飛行を続け、翌25日夕方オランダ・スキポール空港に無事到着。12時間、スカーレットは食っちゃ寝、食っちゃ寝のブロイラー状態。アムステルダムのホテルへ。ライツェ広場近くの古いヨーロピアンスタイルの小さなホテル。なかなか雰囲気があってよろしい。すぐに街に出かけましたが、ほとんどのお店は午後7時には閉店、何だか薄暗い街をほっつき歩きました。本当は飾り窓のお姉さんのいる所へも行きたかったのですが、止められました。やっぱり危ないらしい。小さなレストランでろうそくの灯に照らされて夕食、普段の3倍量の料理、見ただけで満腹。1日目終わり。

10月26日 アムステルダムからライデン、デルフト、アントワープへ。アムステルダムはほとんど時間が無くて観光できず、残念でした。土地は低く、運河だらけで、地球温暖化の弊害は深刻らしい。ライデンはシーボルトゆかりの地、落ち着いた学園都市(ほとんど筑波状態)で、童話に出てくるようなレンガ造りの家並みが可愛らしかった。風車にも登りました。デルフトは陶器の街で、白地に紺(デルフトブルー)の模様は中国の影響でとても東洋的、多色使いのものは日本の伊万里焼きの影響だそうです。手描きのものは目が飛び出るような値段で、お土産買おうと思ったけど、やめ!日本の有田焼のほうが絶対いいです。夕方アントワープへ。「フランダースの犬」で有名なノートルダム大寺院で、ルーベンスの「聖母マリア被昇天」「キリスト昇架」「キリスト降架」を見ました。胸が苦しくなるほどの迫力。ダイアモンドの取引で有名な街らしいのですが、私には縁が無いので、そんなところへは行きませんでした。ほとんどユダヤ人が関わっているらしい。お金持ちなのだそうです。ユダヤ教の黒い服を着て、黒い帽子をかぶり、ひげをはやしたユダヤ人を多く見かけました。ユダヤ人街が近くにあるらしい。オランダでもナチの迫害はひどかったはず、50年経っても何だか辛い。今日は普通のシティーホテルで一泊。2日目終わり。

続きは次回!